FAQ よくあるご質問

床用ワックス

樹脂ワックスを塗ったが光沢が出ず、塗りムラになりました。なぜですか?(バイティング、または艶ボケ)

原因にはいくつかあり、いろいろな原因が重なり合って生じます。

  • あまり湿度が高すぎると水分等の蒸発が遅くなり、いつまでも水分が塗膜中に残留してしまい、十分な光沢が得られない結果となります。
  • 塗膜が十分乾燥しないまま塗り重ねを行うと、塗膜が新たに塗布したワックス液によって再乳化してしまい光沢がえられたいことがあります。
  • 洗剤分が残っている上に樹脂ワックスを塗布すると、洗剤分の影響により光沢が出なかったり塗りムラが出ることがあります。
  • 汚いモップを使用すると、モップに付着している汚れにより、樹脂ワックスがきちんと塗れなかったり、塗りムラがでたりします。


<手直しは以下のように行います。>

  • 剥離作業を行い、不完全な塗膜を除去します。床面に洗剤分を残さないように十分にリンス、水拭きを行います。
  • ワックス塗布にあたっては、多孔質床材ではタイル自体が吸収する分を考慮して塗布量を多くします。
  • 塗り重ねをする時は、十分乾燥時間を取ります。塗膜が乾燥しはじめたら、扇風機を用いてしばらく乾燥させるようにすると、塗布中に残っている蒸散成分の揮発を助けるので効果的です。