CSR サスティナビリティ

1. SDGs推進

きれい・安全・安心にすごせる社会に

「きれい・安全・安心にすごせる社会」を実現すために、シーバイエスはSDGsの目標に賛同し、貢献・応援いたします。
SDGs達成に向けて17のゴールから重点項目として以下3つを基本に据えて参ります。

  • 3: すべての人に健康と福祉を
    • 感染症対策強化
    • 災害時衛生管理啓発活動
    • 防虫製品開発
  • 9: 産業と技術革新の基盤をつくろう
    社会課題解決のための
    製品・サービスの開発
  • 12: つくる責任つかう責任
    • 廃棄物削減
    • 製品に使用されている
      プラスチック使用量削減

社会の一員として

環境保全のために独自の基準を設ける掛川工場 ISO14001.ISO9001.ISO45001認証取得
掛川工場
1996年に設立された掛川工場は、環境配慮型の工場として設計・操業されています。
掛川市の環境基準よりさらに厳しい独自の基準を設け、排水や排気、騒音、臭気、廃棄物などの削減に取り組んでいます。
  • 6.3 自治体既定の排水基準を順守、安全に排出しています。
    6.3
    自治体既定の排水基準を順守、安全に排出しています。
  • 7.3 電力使用量効率化により削減 生産工程の待機時間実質ゼロ
    7.3
    電力使用量効率化により削減 生産工程の待機時間実質ゼロ
  • 12.4 化学原料の適正管理、排水基準クリアしています。
    12.4
    化学原料の適正管理、排水基準クリアしています。
  • 13.2 電力使用量効率化により削減、生産工程の待機時間実質ゼロ等、CO2削減に取り組んでいます。
    13.2
    電力使用量効率化により削減、生産工程の待機時間実質ゼロ等、CO2削減に取り組んでいます。
  • 14.1 排水の窒素及びリンの除去対策を講じています。
    14.1
    排水の窒素及びリンの除去対策を講じています。
ボランティア活動
ボランティア活動
「社会への還元」という考えにもとづき、社員が余暇を利用してボランティア活動に参加する事を奨励しています。中でもクレンリネス&サニテーションの分野の一員として清掃奉仕へも積極的に取り組んでいます。
  • 11.7 清掃のプロフェッショナルとして地域の清掃ボランティア活動に参加し、住み続けられるまちづくりに貢献しています。
    11.7
    清掃のプロフェッショナルとして地域の清掃ボランティア活動に参加し、住み続けられるまちづくりに貢献しています。
  • 14.1 海岸清掃ボランティア活動を通して海洋ゴミの削減に貢献しています。
    14.1
    海岸清掃ボランティア活動を通して海洋ゴミの削減に貢献しています。
  • 17.17 各地域のパートナー様と清掃ボランティア活動を行っています。
    17.17
    各地域のパートナー様と清掃ボランティア活動を行っています。

環境負荷軽減への取組

容器の改善SDGs17のゴールへの貢献
  • 9.4 製品の小型化、軽量化などにより同一機能に対して資源使用量のミニマム化を指向しています。
    9.4
    製品の小型化、軽量化などにより同一機能に対して資源使用量のミニマム化を指向しています。
  • 12.5 製品の小型化、軽量化などにより廃棄物の発生を減らしています。エコマーク及び自ら制定したマークや宣言などを製品やパンフレットに表示しています。
    12.5
    製品の小型化、軽量化などにより廃棄物の発生を減らしています。エコマーク及び自ら制定したマークや宣言などを製品やパンフレットに表示しています。

2. ESG取組ポリシー

コンプライアンスに対する基本姿勢

私たちシーバイエスは、「コンプライアンス」という言葉を、関連法規や社内規則などの「ルール遵守」にとどまらず、社会的責任を持つ企業人として守るべき「企業倫理」まで含む幅広い意味で使っています。

私たちシーバイエスは、社会からの信頼を守るために、社員一人ひとりが、自分自身の問題として、本気で「コンプライアンス」に取り組むべきと考えており、「コンプライアンス マニュアル」を独自に策定し、社員に対してその理解と遵守を求めています。

私たちシーバイエスは、すべてのステークホルダーに対する責任を果たし、コンプライアンスの実効性を高めるとともに、今後も引き続き、コンプライアンスの強化、徹底に取り組んでいきます。

コンプライアンス適用範囲・管理体制・通報窓口

  1. (1)適用範囲
    当社の「コンプライアンス マニュアル」は、当社及び当社の子会社のすべての社員に適用します。また、派遣契約に基づいて当社で勤務する方々についても準用するものとします。
  2. (2)管理体制
    当社は、社内倫理委員会を設置し、「行動規範」や「コンプライアンス マニュアル」の遵守を推進しています。社内倫理委員会は、以下の通り構成され、委員長及び委員会メンバーは社長により任命されます。

    委員長・・・
    コンプライアンス担当役員
    委員会メンバー・・・
    人事、法務その他の部門から必要に応じ社長が指名するメンバー

  3. (3)通報窓口
    コンプライアンスに違反する行為又は違反する恐れのある行為を認めた場合、それを知った社員は、別に定める社内規程(*)に則り、まず、自己の直属上司又は関係する担当部門に報告し、指示を受けるべく定めています。(上司によるパワーハラスメントなど)上記の報告が困難な場合に備え、当社は「コンプライアンス通報窓口」を設けており、その窓口を通じて、通報・相談する体制を構築しています。

    (*)「コンプライアンス違反通報制度ガイドライン」

独占禁止法の遵守

私たちシーバイエスは、独占禁止法を遵守し、独禁法により規制される、不当な取引制限(*1)、私的独占、不公正な取引方法(*2)など、公正な競争を阻害する恐れのある取引行為を行いません。

(*1)価格カルテル、取引先制限カルテル、数量制限カルテル
(*2)共同の取引拒絶、差別対価、不当廉売、再販価格維持、優越的地位の濫用

偽装請負、労働者派遣法の遵守

私たちシーバイエスは、「労働者派遣法」を遵守し、業務委託先の社員に対しては、当社から直接指揮命令を行わず、業務委託先責任者を通じて指示を行うなど、偽装請負となるような行為を行いません。また、派遣社員に対しては、派遣契約の範囲を超える業務を行わせません。

接待・贈答、汚職及び贈収賄の防止

私たちシーバイエスは、汚職及び贈収賄を防止するために、「不正競争防止法」「国家公務員倫理法」「国家公務員倫理規程」「刑法」などの関連法規を遵守し、取引先においてもこれらを遵守することを求めます。また、取引先や関係先等に対して、お中元・お歳暮を贈ったり、接待を行う際には、社内規程を遵守します。官公庁等の公的団体に所属する方への接待・贈答は、原則としてこれを行いません。

インサイダー取引の禁止

私たちシーバイエスは、「金融商品取引法」を遵守し、業務遂行上、取引先及び関係先のインサイダー情報を知った場合には、その情報が正式に公表されるまでは、その情報を第三者に漏らしたり、それらの会社の株式・社債の売買を行いません。また、業務上関係のある会社の株式を購入・売却する際には、あらかじめインサイダー情報の有無を確認します。

各種業法の遵守

私たちシーバイエスは、営業、製造、開発など事業活動を行うにあたって、必要な許認可を取得し、更新等の手続きを確実に実施し、各種業法(*)を遵守します。

(*)当社の事業活動に関連する各種業法・・・毒物及び劇物取締法、薬機法、電気用品安全法

反社会的勢力との関係

私たちシーバイエスは、「暴力団対策法」や「刑法」を遵守し、自らが法律違反を犯さないことはもちろん、反社会的行為に関与しないよう、基本的な法律知識、健全な社会常識と正義感をもって行動します。また、反社会的勢力には毅然として対応し、一切の関係を持たないとともに、不当と思われる要求を受けた場合にも、金銭などの提供を行いません。自らの利益を守るために、反社会的勢力を利用することはしません。

政治献金

私たちシーバイエスは、「政治資金規正法」や「政党助成法」を遵守し、政治家個人やその後援会に対する寄付を行いません。また、政治資金パーティーの購入に際しては、関連法規を遵守するとともに、たとえ合法であっても、社内手続きに則り事前承認を取得します。

IT・情報セキュリティ

私たちシーバイエスは、別に定める社内規程(*)に則り、社内の情報システム及びパソコン等の利用に際しては、適正な業務目的のみに使用し、個人的な目的のために使用しません。それら情報システムや業務用パソコンにかかわるIDやパスワードを厳重に管理し、社外へ漏洩しません。また、会社や取引先に関する情報を、ツイッター、SNS、インターネット等で漏洩せず、また、漏洩させません。

(*)「IT・情報セキュリティ規程」「ソーシャルメディア利用に関するガイドライン」

製品の安全性

私たちシーバイエスは、製品の製造、開発、販売、輸送、補修・修理等にあたっては、社内規程(*)に則り、常に安全性に留意し、製品の安全に関する法律及び安全基準を十分理解し、これを遵守した上で、お客様により良い製品をお届けします。

(*)「新製品開発管理規程」

私たちシーバイエスは、製品の安全性に関して、問題点や改善すべき点を確認した場合、直ちに事実関係を調査し、社内規程(*)に則り、適切な対応を迅速に取ります。

(*)「リコール実施規程」「品質トラブル対応処理規程」

個人情報の保護

私たちシーバイエスは、「個人情報保護法」「マイナンバー法」を遵守し、事業活動を通じて入手した個人情報を取扱うにあたり、その利用目的をできる限り特定します。また、別に定める社内規程(*)に則り、個人情報の取扱いについては、漏洩、滅失または毀損することがないように慎重に取扱います。個人情報を本人から直接取得する場合(アンケート調査等)は、あらかじめ利用目的を明示して適正に取得します。個人情報については厳重に管理し、利用目的の達成に必要な範囲内でのみ使用します。お客様の個人情報とともに、従業員の個人情報に関しても厳重な管理体制で運営します。

(*)「顧客情報管理規程」「特定個人情報取扱規程」「特定個人情報等の適正な取扱いに関する基本方針」

知的財産の保護

私たちシーバイエスは、知財関連法規(*1)を遵守し、また、別に定める社内規程(*2)に則り、重要な会社の資産である知的財産を適切に利用し、その権利の保全に努めます。研究開発による発明等については、速やかに特許出願を行うなど、会社の知的財産の保護に努めます。技術ノウハウ、営業機密などについても、会社の重要な資産であることを認識し、外部へ漏洩することのないよう、適切な措置を取ります。

(*1)対象となる関連法規・・・「特許法」「実用新案法」「意匠法」「商標法」「著作権法」
(*2)「発明考案規程」「研究開発管理規程」「秘密情報管理規程」

取引先との適正取引(調達先選定)、
下請法の遵守

私たちシーバイエスは、別に定める「調達先選定管理規程」に則り、適切な取引先の選定を行うとともに、取引先に対しては、「下請法」 を遵守し、良識と誠実さをもって接し、公平かつ公正に取引を行います。

  1. (1)私たちは、複数の業者の中から取引先を選定する場合、品質、価格、納期、技術開発力、安定供給等諸条件を公平に比較、評価し、最適な取引先を決定します。
  2. (2)私たちは、正当な理由なく、特定の取引先を選定したり、特定の取引先に有利な条件で発注する等の、不明朗な発注を行いません。
  3. (3)私たちは、取引先に製造委託、修理委託を行う際には、下請法を十分に理解した上で支払遅延等の行為を行わないように留意し、契約及び取引を行います。

ワークライフバランス

私たちシーバイエスは、仕事と育児の両立支援や、超高齢化社会の到来に伴う、仕事と介護の両立支援を行うことを目的とし、在宅勤務制度の拡充や、年次有給休暇の半日・時間単位での取得、産後パパ休業制度、介護休業制度、などの各種社内制度の拡充(*)に取組んでいます。また、全社員を対象とした社員満足度調査を実施、その調査結果をもとに、就業環境の改善に取り組んでいます。

(*)「育児休業規程」「介護休業制度規程」「フレックスタイム制度規程」

人権尊重と差別の禁止

私たちシーバイエスは、「日本国憲法」「労働基準法」「男女雇用機会均等法」を遵守し、常に健全な職場環境を維持することに努め、従業員一人ひとりの人権を尊重し、差別につながる行為を一切行いません。性別、年齢、学歴、国籍、人種、民族、文化、思想、宗教、信条、政治的見解、性的志向や性自認・障がいの有無といった違いを十分認め合い、多様性を尊重し人権を侵害しません。また、暴力、罵声、誹謗中傷、威迫による業務の強制、いじめによる人権侵害行為を行いません。万が一、このような差別、ハラスメント行為の報告を受けた際には、誠実かつ内密に事実確認を行い、被害者の救済を行うとともにに、加害者に対する措置と再発防止などの対策を行います。

労働関連法令の遵守

私たちシーバイエスは、労働関係法令(*)を遵守し、働きやすい健康な職場環境の維持に努めます。

  1. (1)労働基準法で認められる範囲内の労働にとどまるよう、勤務日や勤務時間の管理を徹底します。
  2. (2)過度な労働、残業等を強いるような業務の押し付けは、一切行いません。
  3. (3)管理者は、部下の心身の健康状態に常に留意します。
  4. (4)職場における安全・衛生の確保を最優先に考え、職場環境の整備に努めるとともに、業務上の安全・衛生に関する法令等を理解し、これを遵守します。万一、業務上の災害が発生した場合には、事故の影響を最小限に抑えるとともに、再発を防止するために、ただちに報告等所定の手続きを行います。
  5. (5)事故発生時の対応や、劇物取扱い時の危険作業、化学品の基礎知識と取扱い等について、「シーバイエス EHSポリシーハンドブック」としてマニュアルを整備し、従業員への周知徹底を図っています。

(*)対象となる労働関係法令・・・労働基準法、労働安全衛生法、人材派遣法、職業安定法、労働組合法

ハラスメント防止
(セクハラ、パワハラ、マタハラ)

私たちシーバイエスは、性的嫌がらせ、または他人に性的嫌がらせと誤解される恐れのある行為は行いません。また、相手に不快感を与える性的な言動や行為は、これを一切行わないとともに、他人がこれを行わないよう防止についても徹底します。(セクシャルハラスメントの防止)

私たちシーバイエスは、「パワハラ防止法(労働施策総合推進法)」を遵守し、パワーハラスメント、または他人にパワーハラスメントと誤解される恐れのある行為は行いません。上司など強い立場を用いて、本来の業務を超えて、人格と尊厳を侵害する言動を行い、職場環境を悪化させる行動を認めません。(パワーハラスメントの防止)

私たちシーバイエスは、「男女雇用機会均等法」「育児・介護休業法」を遵守し、妊娠や出産、育児休業の取得などを理由として、降格や解雇、パートへの契約変更等の不利益な取り扱いをしません。(マタニティハラスメントの防止)

環境保全・保護

私たちシーバイエスは、常に環境保護の重要性を十分に認識し、製品の研究・開発段階から原材料の調達・製造・販売・使用・廃棄にいたるすべての段階において、環境に配慮した事業活動を行います。また、国内外の関連法規(*)の遵守はもとより、環境保全のための自主的な目標を定めて継続的な改善活動を行います。従業員の環境意識の向上を図るとともに、ボトルリサイクルの推進や、ボトル容器の脱プラスチック化、梱包用資材の規格統一による輸送効率の向上など、環境保全・保護に役立つ活動を積極的に進めます。

(*)遵守するべき関連法規・・・
環境基本法、廃棄物処理法、容器包装リサイクル法、大気汚染防止法、騒音規制法、水質汚濁防止法、化学物質審査法、PRTR法等

ISO14001:
環境マネジメントシステム

私たちシーバイエスは、社会全体に貢献する「社会から必要とされる企業」であることを経営理念に掲げています。この経営理念に基づき、パートナー企業の協力を交えながら環境負荷低減の取り組みを進めています。
また、本社及び工場の全部門が環境改善活動に取り組むほか、環境配慮型製品の開発(高濃度化、中性化、廃棄物削減)、製品容器のパウチ化・小型化、容器リサイクルの推進などを進めています。

掛川工場においては、国際規格:ISO9001(品質)、ISO14001(環境)、ISO45001(労働安全衛生)のマネジメントシステム認証を取得しております。
環境方針に基づき、 ISO14001:環境マネジメントシステムを構築し、継続したシステムの改善に取り組み、積極的な環境保全活動を推進しています。